「脂漏性皮膚炎」は、生活環境、食生活、シャンプー剤、洗髪の方法などに問題があると、頭皮における皮脂が過剰に分泌され、発症する場合があります。人間の体には頭皮の他に、皮脂の分泌が多い部位があります。鼻の脇や胸や背中の中央などがその部位で、脂漏部位と呼ばれています。この部位に発症し易い皮膚炎が「脂漏性皮膚炎」なのです。症状は様々で、ベトベトする場合や乾燥する場合があります。発毛の手当てを行う上で健康な頭皮は不可欠なので、「脂漏性皮膚炎」にならないように気をつける必要があります。
もし既に皮膚炎を発症している場合は、皮膚科の診察を早く受けて処方して下さい。「脂漏性皮膚炎」を発症する主な原因としては、毛穴から分泌される皮脂が頭皮の表面に蓄積されていくうちに、次第に分解され、頭皮には刺激性のある油分に変化します。この刺激性のある油分が「脂漏性皮膚炎」の引き金となるのです。「脂漏性皮膚炎」の治療方法については、きちんと皮膚科での受診、処方を勧めますが、下記のような処方や対策が多いです。
1.抗炎症剤で炎症を抑える
ステロイドなどの塗り薬を処方してもらえます。
2.皮脂の分泌を抑制する。
コーヒー、アルコール、糖分、脂肪分を控え、ビタミンB2、B6を多く摂取する様にします。
3.頭皮を清潔な状態に保つ
頭皮ケア用のシャンプーで、1日1回洗髪し、就寝前にはきちんと髪を乾かします。枕カバーも常に清潔にします。 発毛手当てを行う上で、健康な頭皮である事は必須条件ですのできちんとケアを行いましょう。
健康な頭皮は、発毛の手当てをする上で維持し続けなければなりません。喫煙や寝不足、ストレスなど体に良くないことは頭皮にも良くありませんが、皮膚炎を発症してしまった場合、抗炎症剤(ステロイド)を使用して頭皮の炎症を抑える場合があります。きちんと医師の処方を守って使用していればほとんど問題はありませんが、ステロイドには副作用がある場合があるので紹介しておきます。ステロイド剤は使い方を誤ると次の様な副作用があると言われています。
◇皮膚が薄く弱くなる。
◇ニキビが出来易くなる。
◇皮膚が赤らむ。
◇皮膚の感染症になりやすい。
先にも記載しましたが、使用をする場合は必ず医師の指示に従いましょう。症状が良くなったと言って自分の判断で使用を急に止めると、リバウンドで悪化する場合もあるそうなので注意が必要です。風邪薬などと違い、自分の意思では使用を止めるのも判断してはいけないことを覚えておきましょう。炎症を抑える薬には非ステロイド系もある様ですが、ステロイド剤の様に強力な効果は望めないので、これも医師と相談して決めましょう。
脂漏性皮膚炎などを発症した場合、一日でも早く完治したいのですが、頭皮における炎症は脂漏部位でもあり、完治しにくく、また、再発しやすいのです。一度症状が治まっても安心して油断せずに、日常的に自己管理する事を勧めます。特に不規則な生活環境は、脂漏性皮膚炎を悪化させますので規則正しい生活と食生活、十分な睡眠を心掛けて下さい。
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